体を修復する鍵となる細胞、
幹細胞とは?
再生医療ではご自身の細胞(細胞培養上清液、多血小板血漿、培養幹細胞)を用いて治療を行います。
細胞培養上清液とは、細胞を培養した際に生じる上澄み液のことです。
細胞そのものは含まれませんが、細胞が分泌した成長因子やサイトカインなどの生理活性物質が豊富に含まれています。
これらの物質が、組織の修復や再生を促進し、体内の細胞を活性化することで、自然治癒力を高める効果が期待されています。
多血小板血漿(PRP)は、患者自身の血液から抽出した、血小板を濃縮した血漿です。
血小板には、組織の修復や再生を促進する成長因子が豊富に含まれており、これらを患部に投与することで、自然治癒力を高める効果が期待できます。
培養幹細胞とは、体外で人工的に増やされた幹細胞のことです。
幹細胞は、様々な細胞に分化する能力を持つ特殊な細胞であり、組織や臓器の修復・再生を促す役割を担っています。