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再生医療REGENERATIVE
MEDICINE TREATMENTS

培養幹細胞治療とは

培養幹細胞治療について

培養幹細胞治療とは?

培養幹細胞治療は、自分の脂肪から取り出した幹細胞を使って体の「自然な修復力」を引き出す再生医療です。少量の脂肪を採取し、そこから幹細胞を分離・培養して数を増やします。その幹細胞を体内に戻すことで損傷した組織の修復や炎症の抑制を助け、関節の痛みや動かしにくさを改善することが期待されます。自分の細胞を使うため、拒絶反応や重い副作用の心配が少ないのも特長です。
薬や手術に代わる、「自分の力で治す」新しい選択肢として注目されています。

培養幹細胞治療のイメージ

培養幹細胞治療は、炎症を抑えながら軟骨の修復を促す再生医療です。
関節内に投与された幹細胞は、炎症部位に集まり、抗炎症作用によって痛みや腫れを和らげます。さらに、成長因子を分泌して軟骨細胞の再生をサポートし、関節の環境を整えます。

変形性膝関節症のように、軟骨がすり減って関節内で炎症が続く場合でも、幹細胞が損傷部位の修復と再生を促進し、関節の機能回復が期待できます。

自分自身の細胞を使用するため安全性が高く、体が本来もつ「治る力」を引き出して、根本的な改善をめざす治療法です。

「再生医療で注目される様々な細胞について」の詳細にご興味ある方は、こちらをクリックしてご覧ください!

コラム:再生医療で注目される様々な細胞

再生医療に用いられる主な細胞には、幹細胞と体細胞があります。特に、組織や臓器の再生を目的とした治療では、特定の能力を持つ幹細胞が重要な役割を果たします。

幹細胞は、自己を複製する能力(自己複製能)と、特定の細胞に分化する能力(多分化能)を持つ特別な細胞です。再生医療では、その能力の範囲によって主に3つに分類されます。

  • ES細胞(胚性幹細胞)
    多能性があり、体のあらゆる細胞に分化できるが受精卵を使⽤するため倫理的問題がある。
  • 体性(成体)幹細胞
    体内の組織や臓器に存在する、分化能⼒と⾃⼰複製能⼒を持つ細胞。脂肪由来幹細胞も体性幹細胞の一種です。
  • iPS細胞(人工多能性幹細胞)
    ⽪膚や⾎液などの体細胞に特定の遺伝子を導入して人⼯的に多能性を持たせた細胞。

私たちの体には、幹細胞が存在します。
幹細胞は、自らを増やす「自己複製」とさまざまな細胞に変化する「分化」という2つの力を持っています。
この2つの力によって、幹細胞は神経・筋肉・臓器・血液・骨や軟骨など、体を構成する多くの細胞へと姿を変えながら、傷ついた組織の修復や再生を助けます。

体性幹細胞とは

体性幹細胞は、成人の体内(骨髄・脂肪・臍帯など)に存在する幹細胞で、組織の維持や損傷部位の修復に関与します。
分化できる細胞の範囲は限られていますが、採取が容易で安全性が高く、腫瘍化のリスクが低いことが特徴です。
再生医療の臨床応用が最も進んでいる幹細胞群であり、代表的なものには以下があります。

  • 造血幹細胞:血液や免疫細胞をつくる幹細胞
  • 間葉系幹細胞(MSC):骨・軟骨・脂肪などの間葉系組織に分化する幹細胞

間葉系幹細胞(MSC)の働き

間葉系幹細胞は、体の中で組織の修復や炎症の制御を担う重要な細胞です。
単に別の細胞に分化するだけでなく、周囲の細胞へさまざまな生理活性物質を放出して、環境を整える働きがあります。
主な作用は次の2つです。

  • 炎症の抑制
    炎症部位に移動し、炎症性サイトカインの放出を抑え、抗炎症性の因子(IL-10、TGF-βなど)を分泌します。
    これにより、過剰な免疫反応を落ち着かせ、慢性的な炎症の悪循環を断ちます。
  • 組織修復の促進
    成長因子(VEGF、HGFなど)を分泌して血管の再生や組織の再構築を促し損傷部位の自然な回復力を高めます。

脂肪由来間葉系幹細胞が医療現場で使われる理由

間葉系幹細胞の中でも特に、脂肪から採取する「脂肪由来間葉系幹細胞」が医療現場では広く使われます。
その理由としては下記が挙げられます。

  • 採取しやすくたくさんの細胞がとれる
    脂肪の中にはたくさんの間葉系幹細胞が含まれているので、治療に必要な量をしっかりと確保できます。
  • 安全で負担が少ない
    お腹や太ももから、少しだけ脂肪をいただくので比較的負担が少ないです。
  • 炎症を抑える・修復を助ける働きがある
    変形性ひざ関節症をはじめ、様々な病気やケガの治療に役立つと期待されています。
ご注意

⽇本国内では医薬品としての承認を受けた治療法ではなく、保険の対象外となります。そのため、治療を受ける際には医師が患者さま⼀人ひとりの状態を確認し、安全性や適応を⼗分にご説明したうえで⾏います。当院では、こうした最新の再⽣医療の知⾒をもとに、患者さまの症状に合わせた最適な治療を心がけています。

こんな方におすすめ

  1. 1 関節痛や軟⾻の損傷に悩んでいる方
  2. 2 スポーツによるケガや外傷から早期回復を⽬指している方
  3. 3 ⼿術を避けたい、または⼿術が難しい方
  4. 4 慢性的な関節の痛みに悩んでいる方
  5. 5 加齢による関節の機能低下や動きにくさを改善したい方
  6. 6 複数健康保険による治療を受けても改善が⾒られない方

治療の特徴・メリット

⾃⼰由来の幹細胞を使⽤

ご⾃身の脂肪から取り出した幹細胞を使うため、拒絶反応やアレルギーのリスクが低いです。

培養による細胞数の増加

幹細胞を培養して数を増やすことで、修復⼒をより高められます。

幅広い作⽤

組織の修復を促すだけでなく、炎症を抑える効果も期待できます。

ご予約・お問い合わせはこちら

ご希望の方は整形外科外来をご受診ください。医師が状態を診て、治療の適応をご説明いたします。

治療の流れ

  1. STEP01

    予約・受付

    電話またはWebよりご予約をお願いいたします。
    受付は当ビル4階にございます。

  2. STEP02

    初診・診察

    患者様の症状を確認し、適切な治療法をご案内いたします。
    ※必ず再⽣医療を⾏えるとは限りませんので、あらかじめご了承ください。

  3. STEP03

    脂肪の採取と培養・加⼯

    事前に採⾎検査を⾏い、結果に問題がなければ、スケジュールを確認し後⽇、脂肪を少量採取します。
    脂肪採取当⽇は、消毒や準備を合わせて1時間前後で終了します。局所麻酔を使⽤し可能な限り採取時の痛みを軽減させて⾏います。
    採取した脂肪から幹細胞を外部(バイオマスター)に委託し抽出し、培養した後に凍結します。注射になるまでに6週間程度のお時間をいただいております。

  4. STEP04

    培養幹細胞の投与

    ⽬的とする部位に注射を⾏います。
    注射前に細胞を解凍して注射を⾏います。⼀度解凍された細胞は保存ができないため、予約⽇に来られない場合、細胞を破棄させていただきます。

  5. STEP05

    定期的なフォローアップ受診

    施術後、状態や経過を確認するため、2週間後、1か⽉後、3か⽉後、6か⽉後に定期的に経過観察を⾏います。
    痛みが強い場合は適宜鎮痛薬の服⽤をお願いします。

費用(税込)

※自由診療のため、健康保険は適用されません。

プラン名 細胞数・構成 税込価格 推奨対象者
幹細胞ライト 約3,000万個 × 1本 880,000円 症状が比較的軽い初期の変形性膝関節症・股関節症の方に。
早めの関節ケアを希望される方におすすめのプランです。
幹細胞スタンダード 約5,000万個 × 1本 1,100,000円 中等度の変形性関節症の方に対応。多くの関節症に適応しやすく、細胞数・効果・費用のバランスが取れた標準的なプランです。
幹細胞プレミアム 約1億個 × 1本 1,760,000円 重度の変形性関節症の方や、根本的な改善を目指したい方におすすめ。
関節への集中的なサポートが期待できます。
幹細胞プレミアムダブル 約2億個 × 1本 2,980,000円 複数関節の治療や高容量の
集中治療を希望される方

副作用・受けられない方について

治療を受けるにあたり、以下に該当する方は、リスクが高いためASC治療をおすすめすることができません。
※状態が落ち着いており医師が施術可能と判断した場合はこの限りではありません 。

よくあるご質問

当院での診療や自由診療のご利用にあたり、患者様から多く寄せられるご質問をまとめています。
保険診療と自費診療の違い、検査や治療の流れ、他施設との連携についてなど、初めての方にも安心いただける内容ですのでご覧ください。

Q ⾃分の脂肪を使うのなぜですか?
A ご⾃身の細胞を使うため、拒絶反応や感染のリスクが低く、安全性が高いとされています。脂肪は幹細胞が豊富に含まれているため、治療に適しています。
Q どのように⾏われますか?
A 1. お腹や太ももから少量の脂肪を採取します(局所麻酔で⾏います)。
2. 専⾨施設で幹細胞を培養し、1〜2か⽉ほどかけて数を増やします。
3. 増やした幹細胞を関節などに注射で戻します。
Q 痛みはありますか?
A 脂肪採取は局所麻酔で⾏うため⼤きな痛みは少なく、注射での投与も通常の関節注射と同じ程度です。
Q 副作⽤やリスクは?
A 採取部位に⼀時的な腫れや内出⾎、注射部位の痛みや腫れが出ることがありますが数⽇で落ち着くことが多いです。⼤きな副作⽤は少ないと報告されています。
Q 効果はどのくらい続きますか?
A 個人差はありますが、半年〜数年にわたり症状の改善が期待できます。効果を長持ちさせるには、⽇常⽣活での関節への負担軽減も⼤切です。
Q 他の再⽣医療との違いは?
A PRP療法:患者さま⾃身の⾎液から作った濃縮⾎⼩板を関節や組織に注射する治療です。⾎⼩板に含まれる成長因子が、組織の回復や炎症の抑制をサポートします。
Q 保険は使えますか?
A 培養幹細胞治療は⾃由診療(⾃費診療)となり、健康保険は適⽤されません。費⽤についてはクリニックにお問い合わせください
Q 他のクリニック・病院との連携はありますか?
A はい、当院は医療法人社団鴻愛会の一員として、こうのす共生病院やOKP With Lifeクリニックと連携しています。必要に応じて検査・手術・リハビリ・在宅医療などのスムーズな紹介が可能です。
Q 手術が必要になったらどこで受けられますか?
A 手術が必要と判断された場合は、グループ内のこうのす共生病院をご案内いたします。同院では整形外科手術や再生医療(PRP・幹細胞治療)にも対応しており、当院と連携しながら安心して治療を受けていただけます。

その他の自由診療メニュー

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