再生医療REGENERATIVE
MEDICINE TREATMENTS
現在培養幹細胞治療の準備をしています。もう少々お待ち下さい。
培養幹細胞治療とは
培養幹細胞治療は、患者様の体から採取した脂肪細胞より幹細胞を取り出して培養し、増殖させたものを体内に戻すことで、損傷した組織や細胞を改善させる治療法です。この治療は、幹細胞の再生能力を最大限に活かし、自然治癒力を高めることを目的としています。
培養幹細胞治療の特徴
培養幹細胞治療に用いられる幹細胞には、抗炎症や鎮痛の元となる物質を作り出す作用があり、関節内の境を整えるのに幹細胞が有効といわれています。また、効果の長期持続にも期待できます。関節治療に広く用いられているヒアルロン酸注射やステロイド注射による鎮痛効果の持続期間は、1~2週間程度ですが、培養幹細胞は、数ヵ月~数年にわたって持続したとも報告されています。
期待できる効果
組織の自己修復能力を高めたり、炎症を抑える効果が期待できると考えられています。
- ●関節や筋肉の機能回復
- ●炎症の抑制と痛みの軽減
- ●組織の再生による動きやすさの向上
- ●自然治癒力の活性化による長期的な症状改善
- ●日常生活の質(QOL)の向上
こんな方におすすめ(症状)
- ●関節痛や軟骨の損傷に悩んでいる方
- ●スポーツによるケガや外傷から早期回復を目指している方
- ●手術を避けたい、または手術が難しい方
- ●慢性的な関節の痛みに悩んでいる方
- ●加齢による関節の機能低下や動きにくさを改善したい方
- ●複数健康保険による治療を受けても改善が見られない方
デメリット
- ●効果は個体差がある
- ●疾患を根本から治す治療ではない
- ●一度効果を得たとしても、人によっては効果が持続せず、数か月後に効果が低下する場合もある
- ●社会保険・国⺠健康保険など医療制度上の保険で受けることができない
副作用
注射部位の痛みや腫れ、内出血などの軽微な反応が起こる可能性があります。
また、稀に炎症反応やアレルギー反応が現れることがあります。
治療を受けられない方
以下に該当する方は、リスクを伴うため培養幹細胞治療が受けられません。
●癌と診断され、あるいは治療を受けている方
●抗癌剤もしくは免疫抑制剤を使用している方
※状態が落ち着いており医師が施術可 能と判断した場合はこの限りではありません
●明らかな感染を有する方
●発熱( 38.5 ℃以上)を伴った方
●1ヶ月以内に同療法を受けたことのある方
●重篤な合併症(心/肺/肝/腎 疾患、出血傾向、 コントロール不良な糖尿病や高血圧など) を有する方
●薬剤性過敏症の既往歴を有する方
●その他、担当医が不適当と判断した方
使用製品について
治療の流れ
STEP.1 初回受診
患者様の症状を確認し、適切な治療法をご案内いたします。
※必ず再生医療を行えるとは限りませんので、あらかじめご了承ください。
STEP.2 治療説明と同意書の取り交わし
カウンセリング(IC)を行います。
治療について患者様・御家族と一緒に考えていきます。
STEP.3 脂肪の採取と培養・加工
事前に採血検査を行い、結果に問題がなければ、脂肪を少量採取します。
消毒や準備を合わせて1時間前後で終了します。局所麻酔を使用し可能な限り
採取時の痛みを軽減させて行います。
採取した脂肪から幹細胞を外部(バイオマスター)に委託し抽出し、培養した後に凍結します。注射になるまでに6週間程度のお時間をいただいております。
STEP.4 培養幹細胞の投与
目的とする部位に注射を行います。
注射前に細胞を解凍して注射を行います。一度解凍された細胞は保存ができないため、予約日に来られない場合、細胞を破棄させていただきます。
STEP.5 定期的なフォローアップ受診
施術後、状態や経過を確認するため、定期的に経過観察を行います。
とくに術後3~4週間は皮下出血斑と腫れを生じますので、局所の安静保持と圧迫のため、ストッキング・ガードルなどを使用します。痛みが強い場合は適宜鎮痛薬の服用をお願いします。 尚、治療当日は飲酒をお控えください。
診察 | 施術1ヵ月後 | 3ヵ月後 | 6ヵ月後 |
※施術後の症状に応じてこの限りではありません。
治療期間
通院回数
治療後の注意点
- ●治療当日は激しい運動や長時間の入浴を避けてください
- ●注射部位を清潔に保ち、炎症が見られる場合は医師に相談してください
- ●症状改善の進行を確認するため、定期的に経過観察を行います
料金
準備中